高価な油汚れ洗剤を買わなくても・・・

油汚れの掃除には市販の洗剤やクリーナーを使うのが一般的ですが、油汚れ用の洗剤はどれも成分が強く手荒れなども心配になりますよね。そこで家にあるもので油汚れに効果があるものをご紹介したいと思います。

重層 

キッチンの油汚れの掃除に使われる人気アイテムが重層。ちょっとした油のはねなどはスプレーボトルに水と重層を大さじ1杯程度ませたものをスプレーしてこするだけ。頑固な汚れには重層に水を加えてペースト状にしたものをつけて数時間放置してからこすりましょう。

重層は食品なので、刺激の強いクリーナーのような心配がなく、とてもエコな洗剤に早変わり。酸性の油汚れアルカリ性に中和する働きがある為、とても効果的な掃除ができます。またコスパも良いので、たっぷり使える点が家計にも嬉しいですね。重層は粉末の状態より水で溶かしたほうがまんべんなく汚れに塗布できますので、早速試してみましょう。水道の蛇口などもピカピカになりますよ。













ドライヤーとタオル 

換気扇のプロペラなど厚く層になっている頑固な油汚れは、市販の洗剤を使ってもなかなか落とせませんよね。ドライヤーとタオルで油落としそこでオススメなのがどこの家庭にもあるドライヤーとタオル。ドライヤーはヘアアイロンでなく熱風が出るタイプをご用意ください。

まず頑固な油汚れをドライヤーの熱風で温め、油汚れを溶かします。そのあと一機に乾いたタオルで強くこすり落とすだけ。タオルに汚れが付着しているため、そのまま使うと汚れがほかに移ってしまいますのでご注意。キッチンペーパーをその都度使っても良し。

熱風をあてる時の注意ですが、塗装がされてる面などは温度が高くなり色が剥げてしまう可能性もありますのでご注意くださいね。

 

酢はアルカリ性なので酸性の油汚れを溶かす作用があります。お酢で油落とし軽い油汚れならば布に酢を湿らせて汚れ部分を拭くだけ。こびりついた汚れには直接酢を塗布して数時間放置しておきましょう。

さらに強力な汚れの場合は酢を使った手作り洗剤がおすすめ。使うものは重層と酢と食器洗剤。

この3点をそれぞれ同量程度に合わせて、頑固な油汚れにつけ置きしましょう。数時間放置したとは、アルミホイルを丸めたものでこするとピカピカに。コンロにこびりついた油汚れやオーブンの中の汚れもこれでばっちりです。

オーブンの中は洗剤を塗布して同じように数時間放置してから水拭きしましょう。強力な洗剤の刺激もなく、習慣的に使えるとても便利な手作り洗剤です。
アルカリ電解水について