年末大掃除で一番やりたくないのが換気扇。長い間にこびりついた油汚れはと落とすのが大変ですよね。普通にホコリ汚れをとるようなつもりでは綺麗にできません。そこでちょっとした掃除の裏技を使って換気扇の油汚れを落としましょう。
換気扇の形に合わせて掃除する
換気扇はレンジフードタイプのものとプロペラ式のタイプがあります。レンジフードには網目上のフィルターがあり、ここが汚れの一番多い部位。
昔からあるプロペラタイプは羽の部分に汚れが多いのですが、どちらもフード内にも油汚れがついています。フィルターやプロペラはまずねじなどをはずしてフードから取り外しておきましょう。
油汚れがついているバーツはできるだけ分解して小さなパーツしたほうが清掃がしやすいですよ。換気扇の清掃をする前に必ず電源を落とすことをお忘れなく。それぞれのタイプにより取り外し方が異なりますので、あとで取り付けがわからなくならないよに注意してくださいね。
つけ置きが効果的
取り外した換気扇のフィルターやプロペラはシンクやバケツなどを使って洗剤につけ置きしましょう。
※アルカリ電解水(PH13.1以上)の機能水につけると非常にキレイにおちます。
ただ、通常の洗剤だと酸化した油汚れは洗剤をつけてすぐにこすっても簡単には落ちません。こびりついた油汚れの場合はひと晩つけておくとさらに効果がありますよ。細かい網目状になっているフィルターはスポンジが使えないため、水で汚れを流すか、もしくは歯ブラシなどを使って汚れをこすりましょう。プロペラはスチールたわしなどでこすると簡単。
塗装が剥げないように注意してくださいね。汚れがそれほどひどくない場合は洗剤を水に薄めたものをスプレー。
こびりついた汚れには洗剤をスプレーした後にラップをかぶせて放置しましょう。フードの内側も洗剤をスプレーしてつけ置きします。最後は汚れをこすって水洗いで完了です。
重層を使う時のコツ
重層はアルカリ性の為、酸性汚れの油にはとても効果があります。換気扇の油汚れを取る時には、重層の使い方にも少しだけ工夫をしましょう。軽めの汚れならば水で薄めた重層でも効果がありますが、こびりついた長年の油汚れには直接重層をつけることがポイント。そこでコツは重層をペースト状にする点です。水を加えて重層ペーストを作りましょう。頑固な汚れにはマジックリンなどの洗剤を水代わりにして重層ペーストを作っても良し。
油汚れにペーストを塗布してそのまま放置。時間が経つと徐々に油汚れが浮き上がり、汚れが落ちやすくなります。フィルタータイプはそのまま水で流すだけでも綺麗になりますよ。重層は肌が弱い人にも安心なので、頑固な換気扇掃除にぜひ活用してくださいね。